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岡山に住んでいる私はラジオ沖縄のCS全国放送「はいさいラジオ!506」でラジオ沖縄の番組を楽しんでいましたが、2001年9月末の「はいさいラジオ!506」の終了で、慣れ親しんだ番組が聞こえなくなってしまいました。しかし私は幸運にも、その後まもなくラジオ沖縄の幾つかの番組と再会することができました。岡山でもラジオ沖縄のAMを受信することができたのです。ではどうすれば沖縄県外から、遠く離れた沖縄からの電波をキャッチすることができるのか?ここではラジオ沖縄遠距離受信の可能性を広げる方法について触れてみたいと思います。
1.AM放送とFM放送
AM放送は遠くまで聞こえ、FM放送は見通し+α程度しか聞こえない、そんなイメージがあると思います。これは何故でしょうか。簡単に説明すると、放たれたAMの電波は空中の「電離層」といわれる層に反射し、地面と電離層の間で反射しながら遠くまで届くという性質を持っています。一方FMの電波は放たれると上空で反射する事もなく消えてしまいます。AM放送が冬や夜によく聞こえるのも「電離層」の影響ですし、FM放送が聞こえる範囲が見通し+α程度といわれているのは「電離層」の影響を受けないからなのです。 それではラジオ沖縄受信のテクニックについて触れていきましょう。ラジオ沖縄は全国的にも珍しい「AMとFMで放送を行っている放送局」です。これらの電波の特性を利用すれば、可能性は決してゼロとは言えないのです。
2.冬のAM放送
冬場にAM放送を聞いていると混信が多いことに気づく事があります。冬場は電離層の影響で、夕方から翌朝までの比較的長い時間にわたって、遠距離の放送局を聞く事ができるのです。AMのラジオ沖縄は864kHz、同じ周波数に福井放送があり、北海道放送、栃木放送、信越放送、東海ラジオの中継局が電波を出しています。お隣の韓国にはKBSがあり、中国からの放送も聞こえています。混信は多いのですが、これらの放送局から離れた地域、つまり関西・中国・四国・九州南部では受信できる可能性が大きいのです。気をつけないといけないのはチューニングに加えてラジオの向き。こちらでは福井放送をみつけてラジオの方向を変えるとラジオ沖縄が聞こえた・・・という事が多いです。また最近のカーラジオにはデジタルチューナーを搭載したものが多いので、これなら正確なチューニングが期待できます。車が針路を変えた途端、混信の中からラジオ沖縄がぽっかり浮き上がる事も何度か経験しました。ただしデジタル表示式であってもラジオの向きが変えられないコンポーネントステレオのチューナーなどは遠距離受信には不向きです。
3.夏のFM特異現象
それではそれ以外の地域ではラジオ沖縄の受信は望めないのでしょうか。「ぬちぐすいワイド」最終回で「FM沖縄が受信できたのでラジオ沖縄のFM中継の受信にトライします」と言われたリスナーの方がおられました。そう、FMの電波は時としてとんでもなく遠くに伝わる事があります。さきに「FMの電波は『電離層』に影響されない」と述べました。しかし特異現象として5月から夏にかけて、FMを反射する俗に「Eスポ」と呼ばれる電離層が出現することがあるのです。空の高い所にFM電波を反射する小さな鏡ができたと考えて下さい。この鏡のおかげでFM沖縄が受信できたとしたら、ラジオ沖縄のFM中継局が聞こえる可能性だってある訳です。ちなみに当地では「Eスポ」のおかげで台湾・台中市のFM放送がこぞって聞こえる事があります。大出力のメジャー局から微弱電波の地下局まで・・・。FM放送に普段聞こえない混信を見つけたら名護FM中継局80.1MHz・国頭FM中継局86.3MHz・石垣FM中継局87.8MHz・祖内FM中継局81.5MHz、与那国FM中継局79.5MHzにチューニングしてみましょう。それらしき局が聞こえてきたならアンテナはまっすぐ上へ最大まで伸ばし、半径2m内で最良のポイントを見つけて下さい。FM沖縄が受信できた地域なら可能性あり!です。
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